2025.06.20
酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)笹部さくら資料室展示「笹部新太郎と桜のまち・西宮」
辰馬本家酒造株式会社

2025年で市制100周年を迎える西宮市は、市花を桜に定めてオリジナル桜の開発を進めるほか、春には夙川や甲山といった名所がにぎわう「桜のまち」です。生涯を日本古来の山桜・里桜の保護育成研究に捧げた笹部新太郎(明治20/1887‐昭和53/1978)氏は、西宮市の依頼を受けて桜の管理指導や植樹に携わり、昭和42年(1969)には西宮市民文化賞を受賞しています。さらには、市を挙げて桜の保護育成に取り組む姿勢を高く評価し、有数の桜に関する美術工芸品・資料群である「笹部さくらコレクション」を死後に西宮市へ寄贈すると言い遺しています。遺言通りに笹部さくらコレクションは西宮市へ寄贈され、現在は白鹿記念酒造博物館が寄託管理を行っています。
今回の展示では、西宮市がいかにして「桜のまち」となったのかに始まり、笹部氏とどのような関係があったのか、桜が結んだ縁をご紹介します。
会期 :2025年7月12日(土)~8月31日(日) / 9月13日(土)~11月24日(月・祝)
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料 :一般500円、中・小学生250円
(記念館・酒蔵館の共通券)
休館日 :火曜日 ※8月12日(火)・9月23日(火)臨時開館、9月23日(水)振替休館
夏期休館:8月18日(月)~21日(木)
※9月1日(月)~12日(金)、10月20日(月)は記念館展示替えのためご観覧頂けません。
【笹部さくら資料室展示ミュージアムトーク】
7月20日(日)14時~14時30分
予約不要・参加費無料(入館料要)
― 同時開催展示 ―
●夏季展「蒔絵 金のきらめきをのせて」
会期 :2025年7月12日(土)~8月31日(日)
●酒資料室展示「世界のみなさんこんにちは 日本酒と博覧会」
会期 :2025年7月12日(土)~8月31日(日) / 9月13日(土)~11月24日(月・祝)
◎お問い合わせ先
酒ミュージアム(公益財団法人 白鹿記念酒造博物館)
〒662-0926 兵庫県西宮市鞍掛町8‐21
TEL: 0798-33-0008